ニュース 政治 作成日:2013年7月11日_記事番号:T00044691
馬英九総統は10日、壱電視(ネクストTV)のインタビューに対し、任期内に中国の習近平国家主席との会談が実現する可能性について、「一定の条件が整う必要があり、そんなに早く達成されない」とした上で、「必ずしも確信はないが、両岸(中台)関係は前向きな発展が必要で、人々の支持を得られ、国家の尊厳や立場を損ねない状況が整えば、可能性を完全には排除しない」と述べた。11日付中国時報が伝えた。
馬総統は10日に調印したニュージーランドとの経済協力協定について、「台湾の貿易自由化への決心が世間に伝わったと思う」と語った(10日=中央社)
馬総統は中台間の平和と国際友好を対外政策の柱に据え、「両岸間で毎日86便の定期便が飛んでいることが平和の証しだ」と強調。中台の密接な往来が国家の安全に影響を与えることはないのかとの問いに対し、馬総統は「中国人観光客がみんな工作員だというならば往来を断絶すればよいが、台湾にそれができるのか」と問い返した。
このほか、このほど締結された中台サービス貿易協定が中国の統一戦略の一部ではないかとの指摘について、馬総統は「中国の統一戦略は綿密なものかもしれないが、台湾人の抵抗力や判断力を甘く見てはならない」とし、中台の窓口機関による事務所の相互開設についても、「政治性はあるが、時期が来たら話し合うべきことは話し合いたい。交渉過程はほぼ公にされている」と説明した。
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