ニュース 運輸 作成日:2013年7月11日_記事番号:T00044694
ニュージーランドと10日調印した経済協力協定「台紐経済合作協定(ANZTEC)」に航空自由化(オープンスカイ)協定が盛り込まれていることが分かった。米国、シンガポール、日本に続く4例目だ。ただ、台湾の航空会社は当面、増便、新規就航の考えはなく、航空券価格下落など消費者がメリットを実感できることもなさそうだ。11日付中国時報が報じた。
中華航空(チャイナエアライン)は、1日1便オーストラリア経由でニュージーランド便を運航している。ただ同社は同日、現在の平均搭乗率は約8割で、直航便を復活させるかは今後の需要次第と説明した。
長栄航空(エバー航空)は、このほど加盟したスターアライアンスを通じてネットワークを強化しており、自社でニュージーランド便を就航する計画はないと説明した。
台湾~ニュージーランド間の航空券はオフシーズンが税込み3万5,000~4万台湾元(約11万6,000~13万円)。キャセイパシフィック航空、シンガポール航空など海外の航空会社は香港、シンガポール経由などで運航している。
ニュージーランドは2009年11月末から台湾人のノービザ(査証免除)を認めているが、往来する旅行者数は年間2万~3万人で特に伸びていない。
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