ニュース 金融 作成日:2013年7月11日_記事番号:T00044697
台湾生命保険業界の今年上半期の新規契約保険料収入は5,080億~5,100億台湾元(約1兆6,7000億〜1兆6,800億円)で、前年同期比20%のマイナスとなった。南山人寿保険が一部商品の販売を停止したことや国泰人寿保険(キャセイライフ)が投資型保険商品の販売を制限したことが影響したもようだ。なお6月の新規契約保険料収入は770億〜790億元で前年同月比約40%減だった。11日付工商時報が報じた。
企業別で上半期新規契約保険料収入が最も多かったのは国泰人寿で約996億元。富邦人寿保険が892億元でこれに続いた。
ただ昨年、一部保険商品が2度販売停止となったことを受けて、各社は今年、保障型・保険料分割払いの商品に注力している影響で、国泰人寿の新規契約保険料収入は前年同期比27%減、富邦人寿保険も同44%減となった。
また今年第1四半期に新規契約を急速に伸ばし、上半期首位が見込まれていた南山人寿は、第2四半期に銀行窓口での競争力の高い商品の販売を一部停止したことが響き、同16%減の803億元で3位だった。
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