ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ファストフードに誇大広告、台北市が指摘


ニュース 商業・サービス 作成日:2013年7月11日_記事番号:T00044698

ファストフードに誇大広告、台北市が指摘

 ファストフード店の商品が広告内容と異なる──。消費者の苦情を受けた台北市政府衛生局は10日、ファストフードチェーン店の実地調査を行い、モスバーガー、バーガーキング(漢堡王)、サブウェイ、ケンタッキーフライドチキン(KFC)、マクドナルドの商品の大きさが広告内容と明らかに異なると指摘した。11日付自由時報が伝えた。

 指摘を受けた商品は、▽モスバーガー「海洋珍珠堡(ライスバーガー・海鮮かきあげ)」▽バーガーキング「単層牛肉培根堡(BKスタッカー)」▽サブウェイ「嫩切鶏肉潜艇堡(スライスチキンサンド)」▽KFC「小資餐蜂蜜芥末嫩鶏捲(ハニーマスタードツイスター)」▽マクドナルド「火腿嫩蛋早安捲(ハムエッグロール)」──の5種類。

 衛生局は既に各社に対し広告内容の修正と虚偽広告の回収を求め、規定違反が明確になれば、食品衛生管理法に基づき4万〜20万台湾元(約13万〜66万円)以下の罰金処分を下すと説明した。

 衛生局によると、指摘を受けた5社のうち3社は「商品のサイズは広告と一致しているが、広告写真の撮影時にカメラマンが角度や美術設計で写真がきれいに、かつ光沢が出るように配慮したため、見た目に違いがあるかもしれない」という趣旨の説明を行っているという。