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エイサー・ASUS、Q2のPC出荷大幅減


ニュース 電子 作成日:2013年7月12日_記事番号:T00044734

エイサー・ASUS、Q2のPC出荷大幅減

 パソコンブランド大手2社、宏碁(エイサー)と華碩電脳(ASUS)の第2四半期の世界出荷台数が前年同期比でそれぞれ約3割、約2割の大幅減だったことが、市場調査会社IDCとガートナーが10日発表した最新統計で明らかになった。PC市場全体が縮小傾向にあるものの、上位メーカーは1桁減に踏みとどまっており、両社の激減ぶりが目立つ結果となった。12日付工商時報などが報じた。

 IDCの統計によると、エイサーの出荷台数は622万6,000台(シェア8.2%)で世界4位、ASUSは459万台(同6.1%)で同5位だった。なお、世界全体では7,563万2,000台で、前年同期比11.4%減だった。前年比割れは5期連続で過去最長だ。

 両社の販売台数減少が顕著だった要因についてIDCのアナリストは、業務用PCで、2014年4月のウィンドウズXPのサポート終了を控えて買い替え需要が生まれているにもかかわらず需要をつかみきれていないことを指摘した。

 一方ある証券会社は、低価格ノートPC(ネットブック)の需要縮小を挙げた。ここ1年、ネットブックは低価格タブレット型PCの侵食を受けて市場が大幅に縮小している。両社は以前ネットブックに注力していたため、大きな影響を受けたとの見方だ。

 ASUSはネットブック市場からの全面撤退を宣言している。同社の昨年のネットブック出荷台数は四半期平均約100万台分で、この数値を差し引いた場合、今年第2四半期の出荷減少率は前年同期比5%以内とみられ、今後この穴をどう埋めていくかが鍵となる。

ASUS、新ネクサス7に期待

 PC市場低迷で出荷台数が伸び悩む両社は第2四半期連結売上高も減少した。エイサーは前期比2.5%減の895億900万台湾元(約3,000億円)で、今後低価格イメージの脱却を図り、ミドルエンド以上に注力して立て直しに取り組む考えだ。

 一方、ASUSは同13%減の996億3,300万元だった。エイサーより深刻な減収に見舞われたものの、ASUSにはマザーボードの安定した利益の他、グーグルとダブルブランドのタブレットPC「ネクサス7」の後継機種発売に期待をかけられる。当初6月発売とみられていたが、7月末から8月初旬の発売が濃厚となっており、下半期の売上高に貢献することは確実だ。年末までの販売台数は既存機種を上回る800万台との観測が浮上している。しかし一方では、既存機種は低価格タブレットPCの先駆けとして爆発的な人気となったが、現在は各ブランドメーカーが低価格機種に参入しており苦戦するとの見方もある。 

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