ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

高鉄桃園駅周辺、高度制限撤廃で建築ラッシュ【表】


ニュース 建設 作成日:2013年7月15日_記事番号:T00044750

高鉄桃園駅周辺、高度制限撤廃で建築ラッシュ【表】

 台湾高速鉄路(高鉄)桃園駅周辺の「桃園青埔高鉄特区」で6月末に建物の高さ制限が撤廃され、宜誠建設、竹風建設、新潤機構など地場建設会社が積極的に物件の建設に参入している。建設業界では、同特区内での新築プロジェクトが今年下半期には30~40件に達するとみている。15日付工商時報が伝えた。

 国防部は6月30日付で海軍桃園基地周辺の建物の高さ制限を撤廃した。対象区域は同特区490ヘクタールの約半分で、建物の上限はこれまでの24メートル(約8階)から70メートル(約20階)へと緩和された。

 地場建設会社のうち、宜誠建設は「天揚」「天沁」など「天」シリーズの物件5件を建設する。予約販売価格は1坪当たり30万台湾元(約100万円)以上が見込まれる。

 ただ、不動産業界では、台湾桃園国際機場聯外捷運系統(桃園国際空港MRT)沿線の不動産相場は既に上昇しており、MRTの開通や国泰国際商務城の第1期完成までは、住宅価格の上値は重いとの予想が聞かれた。