ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

アウトドア用品20社、業界団体設立で競争力向上


ニュース その他製造 作成日:2013年7月15日_記事番号:T00044751

アウトドア用品20社、業界団体設立で競争力向上

 台湾のアウトドア用品ブランド・メーカー20社は17日、共同で業界団体「台湾戸外品牌聯盟(タイワン・アウトドア・グループ、TOG)」を設立する。これにより域内メーカーの競争力を高め、5年内に200億台湾元(約660億円)の商機創出を目指す。15日付蘋果日報が報じた。

 TOGに参加するのは▽欧都納(ATUNAS)▽遠東新世紀(ファーイースタン・ニューセンチュリー)▽城市緑洲(メトロオアシス)▽橋登(JORDON)▽拓荒者(グローブ・スピリット)▽荒野(ワイルドランド)──など。

 紡織品国際研発交流協会の徐鴻煥理事長によると、台湾製の登山用およびスキーウエア用機能性生地は世界市場で40%のシェアを占める。近年、知名度や品質に対する信頼度を高めており、カナダの警察や米ニューオリンズの救急隊、米メジャーリーグの半数のチームが採用しているという。

 今回の業界団体設立は、自転車最大手の巨大機械工業(ジャイアントMFG)と美利達(メリダ)が主導し、部品メーカーなどと設立した「Aチーム」に倣ったもので、機能性紡織産業メーカーを統合した協力体制の構築を目指す。