ニュース 電子 作成日:2013年7月15日_記事番号:T00044758
15日付電子時報が業界関係者の話を基に伝えたところによると、中国の大手携帯電話メーカーが第3四半期、台湾の液晶パネルメーカーへの発注量を10〜20%下方修正したとされ、下半期のパネル需要に業界で警戒感が高まっている。
業界関係者によると、台湾のパネルメーカーでは6月上旬までは次々と追加発注を受けるという状況だったが、最近では中国顧客の調達姿勢が徐々に消極化しているという。このためパネルメーカーでは大画面スマートフォン向け、小型パネルの中東、アフリカ、東南アジアなど新興市場開拓など対策を講じているという。
ただ同関係者は、携帯電話用パネルの需要は7月を底として、中国・国慶節(建国記念日、10月1日)連休向けに8〜9月には再度調達が積極化すると予測。第3四半期通期としては需要は依然良好だとみている。
なお電子時報系の市場調査機関、デジタイムズ・リサーチによると、台湾パネルメーカーによる第2四半期の中小型パネル出荷量は前期比2.7%増、前年同期比3.3%増の約3億5,900万枚だった。
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