ニュース 運輸 作成日:2013年7月16日_記事番号:T00044768
中華航空(チャイナ・エアライン)と海運業界の陽明海運(ヤンミン・ライン)、万海航運(ワンハイラインズ)の3社は15日、中国の貨物専門航空会社、揚子江快運航空に対する全持ち株を合弁相手の海南航空集団に売却したと発表した。背景には中国航空貨物市場の低迷がある。売却益は第3四半期決算に計上する。16日付経済日報が伝えた。
3社は2006年に海南航空集団設立の揚子江快運航空に出資。これまでの出資比率は海南航空集団が約51%、中華航空が25%、陽明海運が12%、万海航運が6%、残る6%が万海航運の経営者・陳家一族だった。
揚子江快運航空は、電子部品の小型化や航空貨物市場の低迷を受け、過去数年にわたり赤字経営が続いていた。
証券業界は、中台間の航空路線が拡充され、台湾資本が中国の航空会社に出資するメリットがなくなったことも売却理由に挙げた。
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