ニュース 商業・サービス 作成日:2013年7月16日_記事番号:T00044770
遠東集団(ファーイースタン・グループ)が中国四川省の成商集団と合弁で営業している太平洋百貨成都春熙店は15日、建物を保有する成商集団が店舗を強制的に接収したため、営業中止に追い込まれた。16日付中国時報が伝えた。
同店は成都市の繁華街、春熙路にあり、現在の賃貸契約は来年末が期限となっている。今回のトラブルの背景には、現在の契約に基づく店舗賃料が周辺の相場より安いことに成商集団が不満を抱いていたことがあるとみられる。成商集団は同日、成都太平洋百貨を清算する方針を明らかにした。
これに対し、遠東集団は「賃貸契約は来年末が期限で、契約は依然有効だ」として、成商集団側と交渉を進めていると説明した。
台湾系の百貨店のトラブルとしては、新光三越が北京華聯集団と合弁で設立した北京新光天地で2007年、華聯集団が台湾側の経営陣を追い出した事件が記憶に新しい。
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