ニュース 自動車・二輪車 作成日:2013年7月16日_記事番号:T00044782
金属加工メーカー、巧新科技工業(スーパーアロイ・インダストリアル、SAI)は、今年から来年にかけて自動車部品の生産能力増強に6億台湾元(約20億円)を投じる計画だ。既に2億元を投じて雲林科技工業区の工場を取得したほか、今後、4億元で設備購入を進める方針だ。同工場では今年10月に自動車用シャシー鍛造部品の試験生産に入るほか、ホイールの精密加工ラインを追加する予定だ。16日付工商時報が報じた。
石呈沢・同社総経理は、「現在シャシー鍛造部品はベントレーおよびメルセデス・ベンツのAMG向けにのみ供給しているが、欧米の高級車でシャシーの軽量化需要が高まる中、顧客増に向けて生産能力拡充を決めた」と説明した。
新工場のシャシー鍛造部品年産能力は初期20万個だが、最終的に60万個に引き上げる予定だ。
なお石総経理によると、世界2位の販売量(71万1,000個)を誇る鍛造アルミ合金ホイールは、▽BMW▽AMG▽ランドローバー▽ロールス・ロイス▽フェラーリ▽ゼネラルモーターズ──など欧米の高級車ブランドなどが同社への発注を増やしており、下半期に相次いで出荷する予定だ。
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