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タブレットPC、8インチ製品がシェア拡大へ


ニュース 電子 作成日:2013年7月16日_記事番号:T00044785

タブレットPC、8インチ製品がシェア拡大へ

 サムスン電子、宏碁(エイサー)、聯想集団(レノボ)など大手ブランドが8インチのタブレット型パソコンを相次いで発売しており、参入ブランドの増加に伴う競争激化と価格の下落に直面する7インチ製品に対し、持ち運びの便利さと表示面積の大きさを兼ね備えた8インチ製品がシェアを大きく拡大しそうな勢いだ。16日付電子時報が報じた。

 同紙によると、現在タブレットPC市場で主流となっている7インチ製品に比べ、8インチ製品は1インチ大きいだけだが、表示面積は30%広がり、その効果は歴然としているという。さらに手に持った感覚は7インチ製品と大差なく、携帯性にも優れている。

 液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)の林盛昌総経理は、8インチで解像度800×1,280ピクセルの液晶パネルがタブレットPC用としては限界の大きさで、それ以上大きくなると持ちにくくなると指摘した。

 また最近スマートフォンの大画面化が進み、タブレットPCとの境界線があいまいになる中、多くのブランドがスマートフォンとの競合を避けるため、より違いの明確な8インチのタブレットPCを投入する見通しで、第3四半期末に大量出荷が始まるとパネルメーカーは予測している。