ニュース 電子 作成日:2013年7月16日_記事番号:T00044786
鴻海科技集団(フォックスコン)が5月末、大阪に設立したディスプレイおよびタッチパネルの技術研究所「フォックスコン日本技研」の矢野耕三社長はこのほど日本メディアのインタビューに応じ、研究所設立の最大の目標はサムスン電子に勝つことにあると説明。そのために設備や材料で日本メーカーと協力を進めると語った。なお同研究所は今後3年で、40人の日本人技術者を招聘(しょうへい)する方針だ。16日付蘋果日報が報じた。
かつてシャープで液晶生産技術開発本部長などを務め、2011年に同社を定年退職した矢野社長は、鴻海傘下には液晶パネルメーカーが1社しかなく、最先端技術も備えていないため、同研究所が今後技術開発をリードしていくことになると説明した。
また鴻海によるシャープへの出資交渉が進展していないことについて、鴻海にとってはディスプレイ技術のレベルアップにつながり、シャープにとっては家電やプリンターなどの製品で新興市場開拓を目指す上で鴻海の生産能力、部品供給網が役立つとして、依然、提携の可能性は残されているとの見方を示した。
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