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台新銀、キャッシングカード再参入見送り


ニュース 金融 作成日:2007年12月20日_記事番号:T00004480

台新銀、キャッシングカード再参入見送り

 台新銀行の蔡孟峰総経理は18日、消費者向け融資の経営戦略を転換し、キャッシングカード事業への再参入を見送る方針を明らかにした。19日付経済日報が伝えた。

 同行は当初、銀行業界を直撃したクレジットカードとキャッシングカードの不良債権問題が解決した後で、キャッシングカード業務に再参入する予定だった。

 台新銀行はキャッシングカードの不良債権比率が8%を超え、行政院金融監督管理委員会(金管会)から同カードの新規発行を禁止されている。債権総額は434(約1,511億円)で万泰銀(461億台湾元)に次いで多い。

 蔡総経理は「キャッシングカードは便利な支払いツールだが、これまで多くの人にマイナスイメージが定着した」と参入見送りの理由を説明した。

 銀行業界では中国信託商業銀行(CTB)が、来年1月中旬にキャッシングカード事業に再参入する計画を固めている。