ニュース 農林水産 作成日:2013年7月17日_記事番号:T00044800
程仁宏・監察委員らがこのほど、市販されている鶏卵に対する調査を行った結果、3商品のパッケージに記載されている▽「木崗専業牧場」▽「自然牧場」▽「元気牧場」──はいずれも行政院農業委員会(農委会)に登記されておらず、存在しない牧場であることが明らかとなった。結果を受けて程監察委員は「事実に反する表示で、『食品衛生管理法』に違反している」と指摘した。17日付蘋果日報が報じた。
今回問題が指摘されたの鶏卵のうち、木崗専業牧場は味全食品工業、自然牧場は福頂企業、元気牧場は統一企業(ユニプレジデント)の製品。
味全は「違法」との指摘に対し、「木崗専業牧場というのはブランド名であり、その命名方法は現行法に違反していない。生産場所についてもパッケージに記載している」と反論している。ただ、法令により修正が必要とされれば必ず応じると強調した。統一も「元気牧場は合法的に登録したブランド名」と主張した。
一方、行政院衛生署食品薬物管理局(FDA)の蔡淑貞食品組長は、同ブランド名が消費者の誤解を招く恐れがあるとして、「元気的牧場(元気な牧場)」「自然的牧場(自然な牧場)」など実際の牧場と混同しにくい名称に改めるよう要求したと語った。
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