ニュース 電子 作成日:2013年7月17日_記事番号:T00044809
17日付工商時報がアップルのサプライチェーン関係者の話を基に伝えたところによると、アップルが9〜10月に市場へ投入すると観測されていたスマートフォンの次世代製品「iPhone5S」は、4.3インチのRetina(レティナ)ディスプレイ搭載などスペックに変更が加えられたことから、発売時期が年末に延期されたもようだ。
業界関係者によると、「iPhone5S」は本来、整合性を重視した部品設計となっており、4インチのレティナ・ディスプレイを搭載予定だった。しかしスマートフォン市場で大画面化が進む中、アップルは急きょ4.3インチへの変更を決め、同社がサプライヤーに対し要求していた7月末の本格供給開始をキャンセルしたという。
今回の変更により、液晶ドライバIC、タッチコントロールICなどのチップサプライヤーが設計のやり直しを求められ、大量出荷が可能になるのは8月末となる見通しだ。
なお廉価版iPhoneは、大部分のチップが「iPhone4」や「iPhone4S」と重なるため、部品供給に大きな問題はなく、既に6月にチップの本格出荷が行われ、現在組立段階に入っており、9〜10月に発売される見込みだ。
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