ニュース 電子 作成日:2013年7月18日_記事番号:T00044835
経済部が南部にレーザー産業の集積地「レーザーバレー」形成を推進する一環として、台南市六甲区の工業技術研究院(工研院)南分院内に設置した「南部レーザーバレー育成・量産試験工場」が17日、供用を開始した。張家祝経済部長によると経済部技術処は今後、関連事業に8年間で12億台湾元(約40億円)の予算を投じる計画で、同産業の生産額を現在の40億元から4年で200億元、8年で800億元まで成長させたい考えだ。18日付工商時報が報じた。
施設内を見学する張経済部長(右1)と頼台南市長(右2)。既に7社が入居準備を進めている(17日=中央社)
工研院の徐爵民院長によると、レーザー光源、レーザー加工、フェムト秒レーザー、3D印刷の分野を対象とする同施設は、70坪の実験室を45カ所備え、関連メーカー10社が利用可能だという。
また供用開始式典に出席した張経済部長は、「台湾におけるレーザーの活用範囲は工業、製造業、農業、医療、生活技術と広く、同産業の将来性は高い」と強調。頼清徳台南市長も、「当市にある9,000社余りの企業のうち3分の1以上を金属、機械設備、自動車部品、バイオ医療器材関連が占めており、レーザーバレーが台南に形成されればその効果は高い」と語った。
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