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半導体設備ASML、下半期の業況を好感【表】


ニュース 電子 作成日:2013年7月18日_記事番号:T00044837

半導体設備ASML、下半期の業況を好感【表】

 オランダの半導体製造装置大手、ASMLのピーター・ウェニンク最高経営責任者(CEO)はこのほど、モバイル機器の需要が堅調で、ファウンドリーやメモリー業者が投資を拡大しており、特にファウンドリーが20ナノメートル以下の最先端の製造プロセスによる生産準備に入った点などを挙げ、今年下半期の半導体設備産業は上半期を上回る業績が見込めるとの認識を示した。18日付工商時報が伝えた。

 ASMLは第2四半期にリソグラフィー設備38台を販売し、うちファウンドリーからの注文が約43%を占めた。特に台湾積体電路製造(TSMC)からの受注が最多だった。

 ウェニンクCEOはまた、モバイルデバイスの需要拡大でDRAM業者がモバイルDRAMの増産に動いていると指摘した。

 同社は顧客からの受注増を受け、今年の売上目標を当初の47億3,000万ユーロから50億ユーロ(約6,600億円)に上方修正した。