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バイオ産業強化、馬英九総統が「555計画」


ニュース 医薬 作成日:2013年7月19日_記事番号:T00044857

バイオ産業強化、馬英九総統が「555計画」

 馬英九総統は18日、バイオテクノロジー産業の年間投資額を3年以内に500億台湾元(約1,700億円)まで引き上げ、2020年までに業界の売上高を5,000億元に、うち5社は生産額100億元以上に成長させたいと表明した。5社は▽台湾微脂体(タイワン・リポゾーム、TLC)▽台湾浩鼎生技(OBIファーマ)▽安成国際薬業(TWiファーマシューティカルズ)▽泉盛生物科技(ファウンテン・バイオファーマ)▽宝齢富錦生技(パニオン&BFバイオテック、PBF)──が見込まれている。19日付経済日報が報じた。


馬英九総統は、政府としてバイオ産業の発展を支えると話し、高リスク医療機材の税制優遇策枠拡大を目的とした生技新薬産業発展条例の改正案は次期立法院で可決する見通しだと述べた(18日=中央社)

 馬総統の発言は、台湾生技月(バイオ台湾)のメーンイベント、生物科技大展(台北世界貿易センター南港展覧館)開幕のあいさつの一部。

 馬総統は、昨年の生産額は2,030億元で前年比10%増え、投資額は395億元で3年連続2桁成長したと述べた。また、今年の生物科技大展は500社以上が出展し、ブース数は初めて1,050個に上った上、海外大手も訪問団を組んで提携模索に訪れており、毎年の開催の成果が出てきたと指摘した。