ニュース その他製造 作成日:2013年7月19日_記事番号:T00044859
工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)は18日、製造業の今年の生産額成長率の予測値を2.84%へと5月時点の4.23%から1.39ポイント下方修正した。生産額は17兆5,600億台湾元(約59兆円)との予測だ。上半期の世界経済の成長が当初予測を下回ったこと、円安による輸出への悪影響、さらに中国からの輸出受注低迷を下方修正の理由として挙げた。19日付経済日報が報じた。
ただIEKは、下半期には化学工業などの業績成長が見込め、製造業をめぐる景気は悪くはないと予想している。製造業の4大業種(化学工業、情報電子、金属機電、民生工業)のうち、化学工業は通年成長率予測値が4.25%で最も高く、以下は▽情報電子、3.93%▽民生工業、2.99%▽金属機電、0.16%──の順だ。
化学工業の成長率を最高と予測した根拠についてIEKは、石化原料価格の上昇、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)と米クレイトンポリマーの合弁によるブロック・コポリマー(HSBC)プラント建設、台湾中油(CPC)の第6ナフサ分解プラント(通称六軽)が近く稼働する見通しであることを挙げた。
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