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台半、燃料電池に参入


ニュース その他製造 作成日:2007年12月20日_記事番号:T00004486

台半、燃料電池に参入


 台湾半導体(台半)が燃料電池産業に進出する。傘下の太陽エネルギー産業用多結晶シリコン(ポリシリコン)メーカーの山陽科技が、燃料電池の米エナレイジ(安炬科技)と提携し、また、台半の大株主がエナレイジにも出資を行った。台半は時期を見て同社としてもエナレイジに出資する方針で、3者の緊密な協力により市場シェアを伸ばしていく考えだ。20日付経済日報が報じた。

 エナレイジは、山陽が進出している宜蘭県利沢園区に8億台湾元(約27億8,000万円)を投資して新工場を設立する計画で、早ければ来月に着工する。工場完成までは、山陽向けに生産設備の組み立てを行う。量産開始は6~9カ月後の見通しだ。

 エナレイジの董事長は、カリフォルニア州理工学院出身で、新型のメタノール燃料電池を発表して話題になった華人の呉以舜氏が務めている。