ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2013年7月22日_記事番号:T00044882
中国鋼鉄(CSC)は19日、9月の台湾域内向け全製品の価格を据え置くと発表した。6月以来の値下げがストップした。20日付工商時報などが報じた。
同社は、国際価格底打ちに伴い、台湾の川下メーカーの輸出向け受注の縮小が止まったと指摘。非需要期の模様眺めムードを打破するため、9月価格の据え置きを決めたと説明した。これに対し一部のめっき、製管業者は、CSCが熱延価格を適度に引き下げなければ今後の受注に影響が出ると懸念している。
CSCは、7月出荷量が傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)の熱延製品を含めて97万トン以上に達し、6月の95万トンを上回ると予想している。第3四半期の受注量は285万トンで満杯になる見込みだ。
業界では、国際原料価格の上昇、中国の生産能力抑制、市場の強気見通しから、第4四半期は在庫補充の動きが強まり、CSCの価格が大幅に上昇する可能性があるとみられている。
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