ニュース 電子 作成日:2013年7月22日_記事番号:T00044887
鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘総裁は21日、中国・貴州省貴陽市で計画されている経済モデル園区、貴安新区に同グループが「第4世代」と位置付ける生産基地を設置する考えを明らかにした。同拠点では携帯電話、ICレコーダー、デジタルビデオカメラ(DV)などを生産する計画で、将来的に5万人の就業機会創出を目標とする。22日付工商時報が報じた。
新華社など中国メディアが報じたところによると、貴州省政府と鴻海は20日、貴安新区に「先進ハイテクモデル工場」を設置することで戦略提携協定を結んだ。同工場は今年11月に稼動予定で、現在人材の育成などが進められているという。
中国沿海地区で人件費、材料コストなどの強みが失われつつある近年、鴻海は重慶、湖南、湖北、山西、貴州など内陸部への投資を積極的に拡大している。
なお鴻海の今後の方向性について聞かれた郭総裁は「将来、当グループの製品は現地市場への出荷比率を50%にまで引き上げる。大陸(中国)市場は発展が始まったばかりで、今後大きな成長が見込める」と語った上で、医療産業、エコロジー産業、エネルギー産業に参入する考えを示した。
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