ニュース 電子 作成日:2013年7月22日_記事番号:T00044891
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)は、下半期に携帯電話用など新たなチップ製品3種類を投入する。20日付工商時報が報じた。
第3四半期中に発売するのはMT6582とMT6582m。MT6582は28ナノメートル製造プロセスによるクアッドコアARM Cortex A7アーキテクチャで、MT6589のアップグレード版とみられている。TD−SCDMAとWCDMAのデュアルモードを初めて一つのチップに統合したことが特徴。MT6582mは廉価版で、ミドルエンド市場も押さえる戦略だ。
第4四半期には現在開発中のオクタコア製品、MT6592を投入する。台湾積体電路製造(TSMC)の28ナノプロセスを採用するが詳細は未定だ。チップ内にCortex A7プロセッサー8個を有し、GPUのコアクロックは2ギガヘルツ(GHz)に達するという。GPUコアは英イマジネーション・テクノロジーズのシリコンIPではなく、英ARMから授権したクアッドコアMaliシリコンIPを採用するとみられている。
証券会社は、メディアテックは8月以降に新チップ出荷がピークを迎え、単月売上高が100億台湾元(約330億円)を回復するとみている。
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