ニュース 電子 作成日:2013年7月22日_記事番号:T00044892
ポリカーボネート(PC)製レンズ大手で日本メーカー向け受託生産を手掛けることでも知られる達依光学科技(ダーウィン)の王允城董事長はこのほど、2億台湾元(約6億7,000万円)を投じて新たな工場棟および生産設備を購入し、生産能力を20%増強すると表明した。さらにハイエンド・PCレンズのカスタマイズ製品を手掛ける部門の立ち上げも計画している。22日付工商時報が報じた。
PCレンズの世界需要は約1億2,000万枚で、達依光学は昨年のシェアで6位に付けている。
このほか同社は最近、新製品の変色調光レンズ「サンバランス」について、米国の大手メーカーと技術提携を結んだ。達依光学が生産技術を提供し、さらに生産の一部および世界市場での販売を手掛ける予定だという。
なお達依光学は今年、既に長時間曇り防止効果が持続するレンズおよびブルーライトカットコート(BLC)を施したレンズを開発している。前者は台湾メーカーで初めて第3四半期中に発売予定で、料理人、冷凍冷蔵倉庫作業者、温泉業者などをターゲットに今年は約30万枚の出荷を見込む。BLCレンズは来年第1四半期の発表を予定している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722