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台プラ六軽・長春石化麦寮プラント、環境影響差異分析が初審通過


ニュース 石油・化学 作成日:2013年7月23日_記事番号:T00044903

台プラ六軽・長春石化麦寮プラント、環境影響差異分析が初審通過

 行政院環境保護署は22日、台塑集団(台湾プラスチックグループ)第6ナフサ分解プラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)第4期拡張計画の「第6次環境影響差異分析報告」、長春石油化学(CCPC)麦寮プラントの「第6次変更計画環境影響差異分析報告」の2件の初審を行い、条件付きで認可した。23日付自由時報が伝えた。

 環境評価委員会は、汚染量を削減し、地方自治体による検査を通過することを生産認可の条件とした。

 2件の審査をめぐり、環境団体は環境保護署が2004年に制定した六軽の揮発性有機化合物(VOCs)の年間総排出量を年間4,302トンとしているにもかかわらず、雲林県政府が昨年発表した数値は既に4,341トンに達しているとして、環境影響評価の申請を全て却下すべきだと主張していた。

 雲林県政府は「専門家を集め、総排出量の合理的な算出方法を検討したい」と説明した。