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大型テレビ人気に陰り、中華電信が調達縮小


ニュース 家電 作成日:2013年7月23日_記事番号:T00044906

大型テレビ人気に陰り、中華電信が調達縮小

 鴻海精密工業製の大型テレビブームに陰りが見られる中、中華電信は、今年の大型テレビ調達を予定の5万~8万台から3万台に縮小する見通しだ。23日付工商時報が報じた。

 昨年11月発売の鴻海製60インチテレビは中華電信のマルチメディア・オン・デマンド(MOD)など2年契約で3万8,800台湾元(約13万円)となる低価格戦略で人気に火が付き、同社はこれまでに1万3,000台以上を販売した。凱擘大寬頻(kbro)の販売台数も1万台を超えた。

 一方、今年4月発売の鴻海製「インフォーカス」ブランドの40インチテレビ(同8,800元)は3,500台売れたが、6月発売の鴻海製70インチスマートテレビ(同5万8,800元)は100~200台しか売れていない。

 中華電信はMODユーザー拡大のため、鴻海以外の地場ブランドの低価格機種をラインアップに追加し始めた。「CHIMEI」の42インチテレビは3年契約で6,999元、「AOC」の32インチテレビは3年契約で990元だ。