ニュース 電子 作成日:2013年7月23日_記事番号:T00044907
金仁宝集団の金宝電子工業(キンポ・エレクトロニクス)と泰金宝科技は、過去にヒューレット・パッカード(HP)向けのプリンターを生産した経験を生かし、3Dプリンター分野への積極参入を目指している。両社は米スリーディー・システムズ、ストラタシスなど3Dプリンターメーカーから部品や生産委託を受注したい構えだ。23日付経済日報が伝えた。
これに先立ち、両社は3Dプリンターの新会社、三緯立体列印科技を折半出資で設立している。
3Dプリンターの部品の多くは既に台湾メーカーで生産されており、スリーディー・システムズを例に取ると、米国で行われているのは組み立て工程だけとなっている。3Dプリンターの市場規模が拡大するにつれ、台湾メーカーが恩恵を受けることになりそうだ。
金宝と泰金宝は、自社で末端顧客向けに営業を行うほか、ODM(相手先ブランドによる設計・製造)も手掛ける構えだ。
両社はHPが3Dプリンター分野で新製品を投入する場合には、引き続き受託加工を行う方針で、それ以外の米メーカーについても、受注機会を模索していく構えだ。
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