ニュース 電子 作成日:2013年7月23日_記事番号:T00044913
ソニーモバイルコミュニケーションズは22日、6.4インチ・ディスプレイを搭載した旗艦機種「エクスペリアZ ウルトラ」を台湾で発表した。幅広い色域で自然な色や繊細な色の違いを出せる「トリルミナスディスプレイ」をエクスペリア・スマートフォンとして初めて採用。タッチパネルは、タッチペンの他、鉛筆でも文字入力やイラスト描写が可能だ。本体販売価格は2万2,900台湾元(約7万6,000円)で7月末の発売を予定する。23日付電子時報などが報じた。
「エクスペリアZ ウルトラ」は黒・白・紫の3色展開だ(ソニーリリースより)
同機種はまた、クアルコムの2.2ギガヘルツ(GHz)クアッドコアCPU(中央演算処理装置)を搭載、OS(基本ソフト)にはグーグルのアンドロイド4.2を採用。防水・防じん性能を兼ね備える。本体の厚さはわずか6.5ミリメートルだ。
同社の林志遠・台湾地区総経理は「同製品は既存の『エクスペリアZ(5インチ)』およびタブレット端末『エクスペリアタブレットZ(10インチ)』の中間製品として新たな顧客層を狙う」と説明した。
サムスン電子など多くのブランドがミドルエンド機種にも大型ディスプレイの搭載を進めていることについて林総経理は、「売れ行きは芳しくない」と指摘。同社は大型製品は旗艦機種に絞って展開していくと語った。
現在、台湾携帯市場における同社の販売額シェアは14.8%で、宏達国際電子(HTC)、サムスンに次ぐ3位だ。林総経理は7月は販売が好調だったとしており、「通年シェア20%の目標は変えない」と自信を見せた。
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