ニュース 電子 作成日:2013年7月23日_記事番号:T00044914
世界中でPC需要が伸び悩み、OEM(相手先ブランドによる生産)メーカーのコスト意識が高まる中、業界平均を10〜20%下回る価格を提示する中国のPC部品メーカーが有力な調達先として浮上している。業界関係者によると、既に多くのOEMメーカーが調達先を切り替えており、台湾メーカーの脅威となっているようだ。23日付電子時報が報じた。
また、台湾のある軸受メーカーによると、中国のPCブランドでは国内部品メーカーを育成するとの目的でミドル・ローエンド製品の全てで中国メーカーの部品を採用しており、台湾メーカーは1、2機種のハイエンド製品に向けて受注を確保するのがやっとという状態だという。
このほか中国部品メーカーの一部は、長期的な受注の確保やODM(相手先ブランドによる設計・製造)メーカーとの交渉に有利だとして、台湾に事務所を開設している上、台湾において地場部品メーカーを上回る条件を提示してエンジニアの採用も進めており、台湾業界のプレッシャーは高まる一方だ。
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