ニュース 電子 作成日:2013年7月23日_記事番号:T00044917
発光ダイオード(LED)用エピタキシャルウエハー・チップの相場下落に対応し、晶元光電(エピスター)や璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)は、中国製のサファイア基板を採用し、コスト抑制に努めている。このため、台湾でサファイア基板を生産する兆遠科技(クリスタルワイズ・テクノロジー)や鑫晶鑽科技(TXT)などの業績への影響が懸念されている。23日付蘋果日報が伝えた。
台湾のサファイア基板メーカーは当初、第3四半期に5~10%の値上げを計画していたが、「値上げするならば中国製を使う」という顧客の圧力を受け、実際には2~3%しか値上げできずにいる状態だという。
2010年から11年にもサファイア基板価格が高騰したが、中国製のサファイア基板はようやく認証され始めた段階だったため、正式に採用するメーカーは少数だった。しかし、昨年以降はエピタキシャルウエハー・チップ各社が中国に相次いで子会社を設立し、部分的にサファイア基板の採用を開始していた。
エピスターの広報担当者は「既に中国のサプライヤーの製品認証を終えており、中国子会社も(中国製サファイア基板の)採用を開始している」と説明した。
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