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日揚科技、商標使用差し止め訴訟で敗訴


ニュース 電子 作成日:2007年12月20日_記事番号:T00004492

日揚科技、商標使用差し止め訴訟で敗訴

 真空ポンプメーカーの日揚科技(ハイライト・テク、Htc)が、宏達国際電子(HTC)が携帯電話などに使用する目的で行った商標登録の取り消しを求めた行政訴訟で、台北高等行政裁は19日、原告敗訴の判決を言い渡した。20日付工商時報が伝えた。

 判決は宏達国際電子が行った商標登録は対象となる商品とサービスが限定されており、消費者が混同する恐れはないとして、日揚科技の訴えを退けた。

 企業は商標登録を行う際に、類似商標の出現を防ぐため、できるだけ多くの商品やサービスを登録対象とするケースが多い。日揚科技が行った9件の商標登録は149項目の商品やサービスを対象にしていたが、携帯電話に関しては申請していなかった。

 日揚科技は2005年に商標が酷似しているとして、商標登録当局に異議を申し立てたが、受理されなかったため、行政裁判に訴えていた。