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第2の「保釣」団体、台湾釣魚台光復会が発足


ニュース 政治 作成日:2013年7月24日_記事番号:T00044921

第2の「保釣」団体、台湾釣魚台光復会が発足

 沖縄県の尖閣諸島(台湾名・釣魚台列嶼)に対する台湾の領有権を主張する新団体「台湾釣魚台光復会」が21日、台北で旗揚げされた。台湾で尖閣諸島に関する運動団体は「中華保釣協会」に続き2つ目となる。台湾新浪網が伝えた。

 新団体の理事長には、劉源俊・元東呉大学校長が選ばれた。劉理事長は中国紙・環球時報の取材に対し、「台湾釣魚台光復会は台湾、大陸(中国)、香港、全世界の釣魚台防衛勢力を結集させ、さらに運動を活発化することで、釣魚台奪還に向けた力を強大なものにしたい」と述べた。

 劉理事長はまた、「台湾当局は台日漁業協定で満足しているように見えるが、同協定は我々が釣魚台に対する主権を主張する上で役立たないほか、漁民の権益も完全には保障されない」と訴えた。

 台湾釣魚台光復会のメンバーは約60人で、民進党の結党メンバー、張俊宏氏を顧問に迎え、新党の郁慕明主席も加わるなど、超党派的な組織となっている。年内にはメンバーを200人まで増やすことが目標だ。