ニュース 社会 作成日:2013年7月24日_記事番号:T00044922
台東県で22日、31歳の男性が狂犬病に感染したイタチアナグマに指をかまれ、緊急にワクチン接種などの措置を受けた。これは今月、約50年ぶりに狂犬病が発生したことが確定して以来、同ウイルス感染動物にかまれた初めてのケース。狂犬病ウイルスは人間に感染し、発症すれば致死率はほぼ100%とされるが、周志浩・疾病管制局副局長は「発症前にワクチンを接種すればほとんど死に至ることはない」と語っている。24日付聯合報が報じた。
なお、狂犬病感染イタチアナグマが従来の雲林県、南投県に加え今回、台東県でも見つかったことを受け専門家は、「狂犬病ウイルスは台湾全土に拡散している可能性がある」と指摘。これに対し張淑賢・動植物防疫検疫局(防検局)も「その可能性は排除しない」との見解を示した。
また台湾大学獣医系の費昌勇教授は、「狂犬病に感染した動物は人間を恐れないため、家屋内に侵入してかみつく可能性もある」とし、市民に注意を呼び掛けた。さらに張防検局長によると、イタチアナグマのほか、ハクビシン、カニクイマングース、ジャコウネコなどにも注意が必要だという。
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