ニュース 電子 作成日:2013年7月24日_記事番号:T00044939
集邦科技(トレンドフォース)の統計によると、宏達国際電子(HTC)の第2四半期のスマートフォン出荷台数は、旗艦機種「新HTC One」発売直後の大幅な供給不足で、1,000万台に全く届かず10位にとどまった。一方、中国勢の台頭が目立ち、ソニーモバイルコミュニケーションズは5位に追いやられた。24日付工商時報が報じた。
23日発売の「HTCデザイア500」。本体のみで1万1,900元と中価格帯の位置付けだ(HTCリリースより)
中国ブランド大手4社は、▽3位、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)▽4位、聯想集団(レノボ)▽6位、宇龍酷派(クールパッド)▽8位、中興通訊(ZTE)──と10位内にそろってランクインした。トレンドフォースは、ハイエンド市場が飽和状態に近づき、市場全体の過半を占める中価格帯が成長の鍵だと指摘した。
世界全体の出荷台数は2億2,100万台で、前期比6.6%増、前年同期比31.4%増だった。首位はサムスン電子で7,100万台(前期比1~2割増)。旗艦機種「ギャラクシーS4」が2,300万台と理想的でなかったが、中~低価格帯の機種が下支えした。2位はアップルで2,700万台(同3割減)、うち「iPhone5」は2,200万台止まりだった。シェアは12.1%まで縮小した。
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