ニュース 電子 作成日:2013年7月24日_記事番号:T00044941
ノートパソコン末端市場で消費者の模様眺め傾向が続く中、24日付電子時報によるとタッチスクリーン機能を搭載したノートPC市場も見通しが不透明となっており、各ブランドが新機種投入スケジュールを減速させている。これを受けてサプライヤーへの発注量も下方修正されており、そのうちタッチパネルメーカーの和鑫光電(ハンスタッチ・ソリューション)や宸鴻集団(TPKホールディング)、TPK傘下のタッチセンサーメーカー、達鴻先進科技(CANDO)は稼働率が50%まで低下しているとされ、従業員が交代制で休暇を取る状況となっているようだ。
これについてハンスタッチは、「最近タッチパネル搭載ノートPC市場は確かに不調で、2〜4月に需要が旺盛だったため実施できなかった生産ラインの年次補修作業を7月に入り行っている」と説明。8〜9月には正常な生産体制に復帰すると強調した。
同社は当初、ブランドメーカーが下半期、タッチ機能搭載機種の投入を積極化させると予測し、大型タッチパネルが同社第5.3世代工場の主力となり、売上構成比も全体の20〜30%に拡大するとみていた。しかしその後、顧客が相次いで発注量を下方修正したことから売上構成比は依然10%以下にとどまっている。
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