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メモリーカードのギガストーン、初の自社工場完成


ニュース 電子 作成日:2013年7月24日_記事番号:T00044942

メモリーカードのギガストーン、初の自社工場完成

 メモリーカードメーカー、立達国際電子(ギガストーン)は23日、新竹科学工業園区(竹科)竹南基地近くの広源科技園区(苗栗県竹南鎮)で、同社初の第1工場棟が完成した。投資額は5億台湾元(約17億円)。24日付工商時報が報じた。

 同社は、携帯電話のメモリーカード、モバイル電源などが専門で、台北市内湖区に本社を置き、中国、米国、フランスなど10カ所に販売拠点がある。今後は広源科技園区の自社工場から世界に出荷する。

 創業者の王立民董事長は、既存製品の他、IC設計も手掛け、技術や特許の研究開発(R&D)にも投資し、ブランド世界3位入りを目指すと表明した。

 また王董事長は、来年第1四半期に20億元を投じて、地上12階、地下3階建ての第2工場に着工すると述べた。今後3年で、年間売上高300億元が目標だ。

 同社は2010年設立。同年、社団法人中華民国傑出企業管理人協会(OEMCROC)の「潜在成長力のある10大企業」に選ばれた。12年には経済誌『天下雑誌』の「1000大製造業ランキング」で320位となり、成長が速い企業の9位にランクインした。