ニュース 社会 作成日:2013年7月25日_記事番号:T00044944
陸軍で兵役に就いていた洪仲丘下士(23歳・伍長に相当)が今月初め、謹慎中に突然死し、部隊内での虐待が原因だったと疑いが強まっている問題で、馬英九総統は「心痛を感じ、社会に対し丁重に謝罪したい」と述べた上で、国防部に26日までに具体的な検討報告と今後の対応策を示すよう求めた。25日付聯合報などが報じた。
馬総統は24日に行われた国民党主席再選後初の中央常務委員会で丁重に頭を下げ謝罪した(24日=中央社)
洪下士の姉、洪慈庸さんは「総統府や国防部のやり方に対し、遺族は失望しているのみならず、いかなる希望も抱いていない」と述べた。
台湾大学医学院附設医院(台大医院)の柯文哲・創傷医学部主任は、他の専門医と検討した結果、洪下士の死因が暑気あたりによる多臓器不全だったとの見方を示した。柯主任は「応急措置で体温が下がらず、膜型人工肺を用いた呼吸不全治療時に肺など全身に水腫が生じた」と指摘した。病院に収容された当時、洪下士の体温は44度あった。
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