ニュース その他分野 作成日:2013年7月25日_記事番号:T00044947
中華経済研究院(中経院、CIER)は24日、2013年の台湾域内総生産(GDP)の成長率予測値を前回(13年4月16日)の3.63%から2.28%に1.35ポイント下方修正した。上半期が1.98%と、食の安全問題と世界景気の不透明感で落ち込んだためだ。下半期は世界経済がやや改善し、2.56%と予測した。24日付工商時報が報じた。
中経院は項目別の成長率予測も全面的に引き下げた。▽個人消費、1.45%(前回2.57%)▽民間投資、4.97%(同5.62%)▽輸出、3.76%(同5.42%)▽輸入、3.59%(同4.28%)──など。
劉孟俊・中経院経済展望センター主任は、米国の量的緩和政策(QE)終了時期が台湾経済の潜在リスクだが、中央銀行(中銀)がホットマネー(投機資金)を厳格に管理し、金利と為替レートなど政策手段をうまく使えば、直接の打撃は軽減できるとの認識を示した。
一方、中国が外需不振や生産能力過剰、債務問題などで経済成長の刺激策を取りづらい状況にあり、特に経済関係が密接な台湾は影響が避けられないと指摘した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722