ニュース 金融 作成日:2013年7月25日_記事番号:T00044953
25日付工商時報によると、兆豊金融控股(メガ・フィナンシャル・ホールディング)傘下の兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)が、アフリカ大陸への進出を計画しているようだ。南アフリカまたはナイジェリアが最初の進出先となるとみられるが、このうち南アフリカのヨハネスブルグが最有力とされている。
関係者によると、蔡友才・兆豊金控董事長は既に、第4四半期に南アフリカに視察員を派遣することを内部に指示したほか、同国最大手のスタンダード銀行との接触も開始しているようだ。現在南アフリカに支店を有する域内銀行は台湾銀行のヨハネスブルグ支店のみ。
兆豊銀は域内銀行最多となる30カ所近い海外拠点を有しており、利益の6割を海外業務が占めている。また進出エリアもアジア、米大陸、欧州、オーストラリアに広がり、未進出はアフリカ大陸のみとなっている。
同行は南アフリカについて、過去10年余りの間に大量の台湾企業が進出し、さらに近年は中国企業の進出も相次いでいると説明。その上融資利率は3%を超えるとして高い将来性が見込めると評価している。
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