ニュース 商業・サービス 作成日:2013年7月25日_記事番号:T00044955
スーパーマーケット最大手、全聯福利中心(Pxマート)の林敏雄董事長は24日、早ければ年末にもクレジットカード払いを可能にすると述べた。全聯の店舗では現在、現金でしか買い物できない。全聯が釣り銭のため準備する1台湾元硬貨は月平均900万元(約3,000万円)以上だという。25日付経済日報などが報じた。
全聯は複数の銀行と交渉中で、中国信託商業銀行が最も乗り気だという。全聯が発行するポイントカードは450万枚以上と、量販店、スーパーで最大規模で、銀行にとって会員数の大幅増が見込める。
また林董事長は、桃園県観音物流センターに自動仕分けなど世界最新のシステムを導入したと述べた。店舗数の増加に伴い、配送が間に合わなくなってきたためで、最新システム導入で物流コストが年間2~3%下げられると指摘した。全聯の物流センターは観音郷、高雄市岡山区の他、台中市でも建設中で2年以内に完成予定だ。総面積は10万坪、投資額は100億元を超える。
全聯の店舗数は現在670店余り。年内に700店、5年後に1,000店が目標だ。
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