ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

永光化学、DSSC工場が来年稼働


ニュース 石油・化学 作成日:2013年7月25日_記事番号:T00044960

永光化学、DSSC工場が来年稼働

 台湾永光化学工業(エバーライト・ケミカル・インダストリアル)は、5億5,000万台湾元(約18億4,000万円)を投じて色素増感太陽電池(DSSC)、接着性樹脂、ナノ研磨剤などの新製品を生産する工場を拡張している。来年に稼働する見通しで、年産額は6億2,000万元を見込んでいる。25日付工商時報が報じた。

 染料大手の同社は近年、事業転換に注力しており、昨年の染料の売上比率は従来の70%から53.8%に低下した。一方で電子化学、特用化学品、医療事業などの業績が伸びている。証券会社は、電子化学や特用化学品などの成長持続、さらに新工場稼働などで20~25%の売上成長が見込めるとしている。

 同社が中国の南京大学昆山創新研究院などと協力して開設したDSSC共同ラボラトリーは主に研究機関向けに製品を供給しているが、最近は中国の研究機関と共同で開発に当たっている。