ニュース 電子 作成日:2013年7月25日_記事番号:T00044964
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が、アップルのタブレット型パソコン、次世代「iPad mini」でパネルの調達先から外され、韓国のサムスン電子に取って代わられるもようだ。25日付工商時報などが韓国ETNewsの報道として伝えたところによると、次世代iPad miniではRetina(レティナ)パネルが採用されるが、AUOは依然同製品を量産できておらず、アップルから供給の安定性を疑問視されたためだ。
アップルはサムスンを新たな調達先とする方針で、サムスンは既にアップルにサンプルを送付したという。認証が得られれば、サムスンはLGディスプレイ(LGD)、シャープと共に、iPad miniとiPadの次世代製品にパネルを供給する。
ただ、ディスプレーサーチによると、AUOは価格、コスト面を考慮して自らサプライチェーンからの脱退を決めたという。次世代iPad miniの場合、解像度2,048×1,536ピクセルで、オファー価格は60~70米ドルに達する。AUOはコスト増を考慮した結果、受注できないと判断したとされる。
AUOは今回の観測について、「特定の顧客や受注に関してはコメントしない」と表明した。
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