ニュース 電子 作成日:2013年7月25日_記事番号:T00044965
高価格スマートフォンの売れ行きが予想を下回っていることから、通常需要期に当たる第3四半期のNAND型フラッシュメモリー需要が予想を下回る見通しだ。7月には価格が5%値下がりし、8~9月も一段安が見込まれている。25日付電子時報が伝えた。
メモリー業界は当初、第3四半期のNAND型フラッシュメモリー需要を楽観視し、供給不足が生じる可能性があるとみていたが、予想外に高価格スマートフォンの販売が伸び悩んだ。
業界関係者は、スマートフォン需要が中・低価格の機種にシフトしアップルも低価格機種を発売すれば、高価格スマートフォンの販売が落ち込むと予想。さらに低価格スマートフォンの市場が中国メーカーに奪われれば、NAND型フラッシュメモリー需要には悪材料になると分析した。
このほか、NAND型フラッシュメモリーの生産能力が今後増大すると見込まれることも懸念材料だ。
モジュール業者は「第3四半期にはNAND型フラッシュメモリーがやや品薄になるかもしれないが、当初予想したような大規模な不足はないだろう」と指摘した。
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