ニュース 運輸 作成日:2013年7月26日_記事番号:T00044974
行政院環境保護署(環保署)は25日、高雄市で計画されている新高速道路「国道7号」(総延長23キロメートル)の環境影響評価の初審を行い、大気汚染が周辺住民の健康に影響を与えかねないなどとして、開発を認めないか、第2段階の環境影響評価に入ることを決議した。最終判断は次回の環境影響評価委員会大会(環評大会)で下される。26日付蘋果日報が伝えた。
国道7号は、高雄南星計画区と国道10号(高雄支線)の仁武インターチェンジ(IC)を結ぶ高速道路で、総工費615億台湾元(約2,030億円)をかけ、2017年の開通を見込んでいた。自由貿易港区に指定が見込まれる高雄南星計画区の外部連絡道路と位置づけられており、建設が頓挫すれば経済的影響が懸念される。
高雄市民や環境保護団体からは反対論が上がり、高雄市公民監督公僕連盟の李重志監事は「建設費が全土でも最も高い工事ながら、効果が最も見込めない事業だ」と批判した。
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