ニュース 金融 作成日:2013年7月26日_記事番号:T00044979
金融監督管理委員会(金管会)はこのほど、財務体質が悪化している生命保険会社5社に対し、7月末までに増資を行い、リスクベース自己資本比率(RBC)を法定基準の200%まで引き上げるよう命じた。26日付蘋果日報が伝えた。
対象は国宝人寿保険、幸福人寿保険、朝陽人寿保険、宏泰人寿保険、遠雄人寿保険の5社で、契約者は100万人以上に達する。金管会は5社が増資命令に応じない場合、「適切な措置を取る」としている。「適切な措置」については、今月末以降に説明するとした。
金管会の王儷玲副主任委員は「保険契約者は保険会社がなぜ増資を行わないのかを金管会ではなく保険会社に尋ねるべきだ。問題の保険会社は、金管会に何度も増資を求められている。保険会社の資金不足を全国民が埋め合わせるべきではない」と指摘した。
ただ業界では、保険会社が破綻した際、保険金の支払額を制限する「補償制限政策」が取られた結果、財務体質の悪い保険会社で解約が増えているとして、金管会に対する不満が根強い。
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