ニュース 電子 作成日:2013年7月26日_記事番号:T00044989
華碩電脳(ASUS)はこのほど、産業の先行き不透明感が高まっているとして、賞与のうち、7月末に支給する業績に応じた報奨金をカットする方針を課長級以上の管理職に伝えた。26日付蘋果日報が伝えた。
同社の沈振来執行長(CEO)は「従業員全体で苦しい時期を乗り切ってほしい。これは株主に対する責任でもある」と指摘した。社内では報奨金のカット幅が前年比で20~30%になるとみている。
同社の純利益は第1四半期に四半期ベースで過去2番目の60億5,300万台湾元(約200億円)と好調だったほか、第2四半期も和碩聯合科技(ペガトロン)の株式処分益で14億4,700万元の収入があったため、四半期業績は堅調とみられる。
ただ、沈執行長は「業界での競争が下半期にはさらに激しさを増す」とし、予防的措置で賞与カットを決めた。従業員からは「経営幹部の決定は理解できる」との声が上がっている。第2四半期の業績は8月9日に発表される。
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