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新ネクサス7、「打倒iPad miniは困難」


ニュース 電子 作成日:2013年7月26日_記事番号:T00044991

新ネクサス7、「打倒iPad miniは困難」

 華碩電脳(ASUS)とグーグルは米国時間24日、ダブルブランドの7インチ・タブレット型パソコン「ネクサス7」の次世代機種を発表した。業界では競合するアップルの「iPad mini」と比較し、「価格性能比ではネクサス7が優勢で、iPad miniを脅かす存在となる」と評価する声がある一方で、「ネクサス7の現行機種がiPad miniに販売台数で勝ったことはなく、しかも第4四半期にiPad mini次世代機種の発売が伝えられる中、短期間で相手を打ち倒すことは難しい」との見方も出ている。26日付電子時報が報じた。


ディスプレイの解像度は1,920×1,200ピクセルと現行機種を上回っている(ASUSリリースより)

 新ネクサス7は7月30日に米国で販売開始となり、価格は16GB(ギガバイト)モデルが229米ドル、32GBモデルが269米ドル、32GBLTEモデルが349米ドルとなる。

 一方、iPad miniは発売以来変わらず、競合サイズ市場で最高の329米ドル(16GBモデル)で販売されており、第2四半期は販売量に陰りも見られた。しかしそれでも1四半期当たり約1,000万台の水準にある上、第4四半期に新機種が発売され、同価格を維持した場合、現行モデルは279米ドル程度に値下げされる可能性が高く、その他ブランドにとって脅威となると予想されている。