ニュース 社会 作成日:2013年7月29日_記事番号:T00044997
張通栄基隆市長(国民党)が飲酒運転者の釈放を警察官に迫ったとして、職権乱用の罪で起訴された事件で、基隆地方法院は26日、張市長に懲役1年8月(執行猶予5年)、国庫への200万台湾元(約650万円)支払い、労働奉仕200時間を命じる判決を言い渡した。27日付中国時報が伝えた。
地方首長が飲酒運転をめぐる裁判で有罪となり、労働奉仕を命じる一審判決を受けたのは初めてだ。
張市長はマスコミの直接取材には応じず、報道官を通じて、「判決は非常に遺憾だ」とするコメントを発表した。
事件は昨年9月14日夜、女性が飲酒運転でアルコール濃度測定に応じず騒ぎ、女性警官を殴るなど騒ぎを起こした際、基隆市議の電話で駆け付けた張市長が派出所でテーブルをたたき、女性の釈放を迫ったとされるものだ。問題の女性も公務員に対する暴行罪で懲役6月(罰金支払いによる服役回避可能)の判決を受けた。
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