ニュース 運輸 作成日:2013年7月29日_記事番号:T00045003
行政院環境保護署(環保署)が先週、高雄市で計画されている新高速道路「国道7号」(総延長23キロメートル)の環境影響評価が初審通過を認められなかったことに関連し、高雄市都市発展局の盧維屏局長は26日、「国道7号は建設の必要があり、環境への影響を軽減するため、交通部台湾区国道新建工程局(国工局)は路線の見直しを検討してもよいのではないか」と述べた。27日付自由時報が伝えた。
盧局長は「中央政府は高雄で自由貿易モデル区の設置を推進しており、洲際貨櫃中心(大陸間コンテナターミナル)の建設も進んでいる。国道7号を建設しなければ、外部との交通が大混乱に陥る」と懸念を表明した。
頼瑞隆・高雄市政府新聞局長は「国道7号は高雄市の重要な交通建設プロジェクトであり、市政府は交通部が地方の反対勢力と意見交換を行うことを全力で支援したい」と述べた。
一方、25日に行われた初審では、開発を認めないか、第2段階の環境影響評価に入るとし、両論併記で最終結論を見送ったが、これについて環境団体の地球公民基金会からは、環保署が議事録に手を加えて、第2段階の環境影響評価を行うとする案をねじ込んだのではないかとする疑問の声も上がった。
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